Makito X Encoder & Decoder

SRT伝送技術 – 大きなパケットロスが発生する公衆インターネット回線でも鮮明な映像が伝送可能

Haivision社のSRT伝送技術は、公衆インターネットのような予測しがたいネットワークを横断するビデオストリーム性能を最適化する伝送技術です。
パケットロス及びネットワーク揺らぎは、ほとんど任意のネットワーク接続で存在します。
SRTは、Haivision社のエンドツーエンドソリューションの為の伝送技術で、ポイントツーポイントの低コストビデオ伝送に使用されるMakito X エンコーダー及びデコーダーに標準に組み込まれた機能です。
インターネットを使用する企業内でのビデオ伝送、ＩＰＴＶ、あるいはデジタルサイネージの分野でご利用できます。 

→ SRT伝送技術の説明ページ

SRT伝送技術が役に立つ使用例
ビデオ伝送は公衆インターネットを利用します。
通常は様々な伝送経路を通過するため、パケットロスが発生し受信側ではかなりノイズを含んだ映像を見る事になりますが、SRT機能を有効にしたMakito X Encoder & Decoderを使用しますとパケットロスにもかかわらず鮮明な映像を表示できます。

最先端のエンコーディング
Makito XデュアルチャンネルH.264エンコーダーは、あらゆるシングルラックユニットの中で、55 mm秒という極めて低遅延のエンコーディングで12チャンネルの高プロファイル HD1080p60を配信します。
デュアル入力（SDI、HD-SDI、3G-SDI、コンポジット）で利用可能なMakito Xエンコーダは、最大25 Mbpsまでで、フルHDから32 kbpsと低いCIFまでのどのような解像度/帯域幅スケールのビデオでもIPエンコーディングすることができます。
ハイプロファイル4:2:0 H.264をサポートし、Makito Xは高効率なエンコーディングを配信し、与えられた帯域上で2倍の品質での送信や、業界をリードするエンコーダーと比較しても同じ品質レベルのストリームを半分の帯域で送信することで帯域を節約することもできます。
Makito Xのストリームの品質は、より高いビットレートにおいては放送品質のエンコーダーと同等であり、2Mbps未満のビットレートであってもノイズの少ない映像品質を実現し、インターネットやHD映像の衛星転送にも理想的な製品です。

統合的ソリューション
小さい筺体に高密度に構成され、AESストリーム暗号化と前方誤り訂正（FEC）を備えたMakito Xは業務用、教育、放送モニタリング、医療、軍事などあらゆる用途における映像送信アプリケーションに理想的な製品です。
Haivision社のFurnace IPビデオシステムと組み合わせることで、管理者にビデオストリームのアクセスと配信のきめ細かいコントロールを提供します。
FurnaceのInStreamプレーヤーにより、ユーザーは同時に64ストリームまでのエンドツーエンドのセキュリティ、アクセス制御、レポートをみることができます。
Makito Xエンコーダーは、エンドツーエンドでは驚異的な低遅延85mm秒のMakitoデコーダーと対にすることもできますが、Haivision社のInStreamマルチ表示パフォーマンスプレーヤー技術として認められたサービスデスクトップ、ラップトップ、モバイル機器と繋げることもできます。

強力な機能
4つの内蔵エンコードエンジンを持ったMakito Xは、最大4つまでの異なるビットレートやビデオ配信に最適化されたマルビットレート（MBR）ストリーミングのためのプロファイルのビデオをエンコードできます。
これに加えて、各々のエンジンは並行して複数のネットワークプロトコル（ユニキャスト、マルチキャスト、TS、RTMP）に振り分けることができ、そして独自に供給するデスクトップ、モバイル機器、セットトップボックス、サイネージプレーヤー、レコーダー、ストリーミングサーバーに供給します。
遠隔インストールまた映像送信装置のために、Makito Xは非常に柔軟な構成を提供します。
2重チャンネル要求または、1RU（6枚のブレード）または4RU（21枚のブレード）シャシー内においては、高密度エンコーディング/デコーディングを実現するための超コンパクト機器として利用できます。