16画面分割表示装置
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MV-1620HSA
■ 4K入力対応、最大16入力、2画面出力が可能、電力を節約しながら高いパフォーマンスを実現
MV-1620HSAは、3G/HD/SD-SDI、アナログコンポジット信号の混在入力に対応したマルチビューワです。
1Uのコンパクトなフレームで最大16入力2出力のモニタリングが可能。
また、カスケード接続により最大64分割のビデオウィンドウを表示。
さらに、自在なレイアウト表示、オーディオレベル表示、AFD対応クロッピング機能、インフォメーションディスプレイ機能などの多彩な機能を搭載しています。
製品一覧表
製品名 | 製品型番 | 説明 |
---|---|---|
MV-1620HSA | MV-1620HSA | 1Uのコンパクトな筐体でHD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジット信号の最大16混在入力。出力は最大で2出力。それぞれHDMI、SDI出力に対応 |
・オプション
製品名 | 製品型番 | 説明 |
---|---|---|
MV-1620DO | MV-1620DO | MV-1620HS用デュアル出力オプション |
MV-1620IF | MV-1620IF | MV-1620HS用インターフェイスオプション |
MV-1620PS | MV-1620PS | MV-1620HS用冗長化電源オプション |
製品についてのご質問・ご相談、価格見積もりなど、下記フォームよりお気軽にお問合わせください。
3G-SDI 4系統を1系統の4K画像として編集可能
レイアウトマネージャを使って4K画像をかんたんに配置し、シームレスに表示可能
4台をカスケード接続することで、最大4 x 16 = 64分割のビデオウィンドウを表示。同期信号に対する遅延の心配もいりません。
・単体使用例
・カスケード接続使用例
各種信号の混在入力に対応
3G-SDI(Level-A/B)、HD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジットの混在入力、非同期入力に対応。
また、NTSCやPAL、1080/59.94iや1080/50iなど、異なるフレームレートの混在入力にも対応しています(フレームレートコンバータ機能はありません)。
レイアウトマネージャ
Windows PC上で動作するレイアウトマネージャを標準添付。
レイアウトパターンの登録や切替、タイトル表示など各種設定をPC上から自在に変更可能です。
レイアウトは、最大16パターンまで本体メモリに保存可能。
保存後はフロントパネルからダイレクトにリコールすることができます。
ネットワーク動画転送機能
レイアウトマネージャのほかに、Windows PC上で出力映像を確認可能なネットワーク動画転送機能を搭載。
LAN経由で出力映像をネットワーク上に転送し、サブモニタとしての利用や遠隔地での利用が可能です。
ネットワーク録画機能
動画転送機能を活用し、転送映像のキャプチャ機能を搭載。
エラー発生時、または手動トリガ入力前後の画像をキャプチャし、Windows PCに保存することができます。
(キャプチャ画像は静止画連番ファイルとなります)。
対応するエラー :ビデオロス、フリーズ、輝度/ブラックレベル異常、CRCエラー、オーディオロス、サイレンス/オーバーレベル異常、クローズドキャプションロス
各種信号の高精細出力に対応
出力は最大で2出力。それぞれHDMI、SDI出力に対応し、高精細な映像でモニタリングが可能です。
オーディオレベル表示
3G/HD/SD-SDIに重畳されたエンベデッドオーディオ信号のレベル表示機能を装備(最大16ch表示)。
表示位置や表示チャネル数、表示グループは、レイアウトマネージャ上で入力チャネルごとに自由に変更可能です。
オーディオモニタリング出力
HD-SDI出力やHDMI出力、およびアナログオーディオ出力からの音声を出力。任意のチャネル音声のモニタリングができます。
エラー画面ハイライト機能
エラーが発生した画面の全画面表示またはボーダの点滅、あるいはエラーアイコン、エラーメッセージの表示が可能。エラーの発生した画面を目立たせます。
エラー表示
‐ビデオ:ビデオロス、フリーズ、輝度/ブラックレベル異常、CRCエラー
‐オーディオ:オーディオロス、サイレンス/オーバーレベル異常
‐クローズドキャプションロス
タリー表示/タイトル表示
タイムコード表示/セーフティエリア表示
‐タリー表示:フレームタリーまたはマーカタリーから選択
‐タイトル表示:入力チャネル毎にタイトル表示が可能。英数字、記号だけで
なく、漢字表示にも対応(最大16文字)
‐タイムコード表示:3G/HD/SD-SDI信号のアンシラリタイムコードを表示
可能
‐セーフティエリア表示:各チャネルにセーフティエリアを表示可能
ロゴ表示/背景表示
ロゴ画像は最大8枚、背景画像は最大4枚まで登録でき、出力ごとにロゴは2枚、背景は1枚表示することが可能です。
インフォメーションディスプレイ機能
各画面で発生したエラーログや本体の各種情報など13種類より選択した情報を、独立した1画面にまとめて表示させる機能を搭載。
エラーログはwebからダウンロードが可能です。
時刻表示/タイマ表示
インフォメーションディスプレイ表示
SNTPサーバによる時刻補正が可能な時計表示機能を搭載。
最大4個の時計表示が可能。
アナログまたはデジタル表示を選択できます。
時計表示に加え、日付表示にも対応可能。
また、時計表示として使用しない場合は、カウントアップ/ダウンタイマ、残り時間タイマ、インフォメーションディスプレイとして使用することも可能です。
標準機能に加え、各種オプションの実装が可能
MV-1620DOオプション:HD-SDI出力、HDMI出力追加のほか、REF入力、アナログオーディオ/AES入力、アナログオーディオモニタリング出力、バックグラウンド入出力を実装可能
MV-1620IFオプション:RS-232C/422/485、GPIO入力など各種制御系イン
ターフェースを実装可能
‐90/180/270度回転出力オプション
‐SNMPオプション:信号入力およびファンアラーム状態を外部から監視
‐リダンダント電源オプション
クローズドキャプション検出機能
各チャネルでクローズドキャプションを検出可能です。
AFD対応クロッピング機能
入力信号に含まれるAFD(ActiveFormatDescription)を検知し、要求されるアスペクト比に合わせて画面サイズを自動で切り出し可能です。
ビデオフォーマット | 3G:1080/60p、1080/59.94p、1080/50p(Level-A/B)ただし、Level-Bは1920×1080のみ対応 HD:1080/60i、1080/59.94i、1080/50i、720/60p、720/59.94p、720/50p、1080/30p、1080/29.97p、1080/25p、1080/24p、1080/23.98p、720/24p、720/23.98p、1080/30PsF、1080/29.97PsF、1080/25PsF、1080/24PsF、1080/23.98PsF、1035/60i、1035/59.94i SD:525/60(NTSC)、625/50(PAL) |
ビデオ入力 | 下記いずれかを入力(混在入力、非同期入力可能) 75Ω BNC x 16 SDIとアナログコンポジットは切替方式 |
3G/HD/SD-SDI | 3G-SDI(Level-A/B):3Gbps HD-SDI:1.5Gbps SD-SDI:270Mbps |
アナログコンポジット | アナログコンポジット:1.0V(p-p) 量子化ビット数:Y:8-bit、C:8-bit |
バックグラウンド (MV-1620DOオプション) | 3G-SDI(Level-A): 3Gbps 1080/59.94p 1080/50p HD-SDI: 1.5Gbps 720/59.94p 720/50p ※MV-1620HS/HSAのバックグラウンド出力のみ接続可能 |
オーディオ入力
エンベデッド | サンプリング周波数:48kHz(入力ビデオに同期) 量子化ビット数:16 ~ 24-bit 3G/HD/SD-SDI 1入力につき16チャネル(グループ x 4、ステレオ8系統) |
アナログ (MV-1620DOオプション) | アナログオーディオ:平衡または不平衡 D-sub 37ピン(メス)、インチネジ ※不平衡で使用するには、COLD-SHIELD間を外部で短絡する必要があります。 入力インピーダンス:600Ω/Hi-Z 入力レベル:-10dBV/-3dBu/0dBu/+4dBu、 最大入力レベル(+4dBu設定時):+24dBu(平衡)、+18dBu(不平衡) 定格入力電力(600Ω設定時):+24dBm サンプリング周波数:48kHz 量子化ビット数:24-bit、入力数:8チャネル |
AES (MV-1620DOオプション) | AESオーディオ:75Ω 不平衡 D-sub 37ピン(メス) インチネジ ※アナログ同様に不平衡使用時は外部短絡が必要 サンプリング周波数:32/44.1/48kHz 量子化ビット数:16 ~ 24-bit、 入力数:8チャネル |
LTC入力 (MV-1620IFオプション) | 1入力 SMPTE準拠タイムコード:1.0V(p-p)±6dB以内 |
ビデオ出力
HDMI (デジタル出力) | HDMIコネクタ 標準1出力(出力オプション実装時に2出力:2系統) 量子化ビット数:R:8-bit、G:8-bit、B:8-bit 解像度:1920 x 1080i/p、1280 x 720p 周波数:59.94Hz、50Hz ※1920 x 1080i/pの解像度のみインタレース出力も用意 ※入出力ビデオ間のフレームレートコンバータ機能はありません。入出力ビデオ間のフレームレートの差により、同じフレームを2回 出力する場合や、フレームを飛ばす場合があります。 |
SDI | 75Ω BNC 標準1出力(MV-1620DOオプション実装時に2出力) SDI 1、2出力はHDMI 1、2出力と同画面となります。 3G-SD(I Level-A):3Gbps HD-SDI:1.5Gbps |
バックグラウンド (MV-1620DOオプション) | 3G-SDI(Level A):3Gbps 1080/59.94p 1080/50p HD-SDI:1.5Gbps 720/59.94p 720/50p ※MV-1620HSのバックグラウンド入力へのみ接続可能 |
オーディオ出力
アナログ | 標準1出力(MV-1620DOオプション実装時に2出力:2系統) RCAピンジャック x 2(ステレオ1系統) 不平衡 出力インピーダンス:100Ω以下 出力レベル:-10dBV 最大出力レベル:+5dBV サンプリング周波数:48kHz 量子化ビット数:24-bit |
エンベデッド (SDI) | 標準1出力(MV-1620DOオプション実装時に2出力:2系統) グループ x 4(ステレオ8系統) サンプリング周波数:48kHz 量子化ビット数:24-bit |
エンベデット (HDMI) | ステレオ4系統 サンプリング周波数:48kHz 量子化ビット数:24-bit |
ゲンロック入力 (MV-1620DOオプション) | BB:NTSC 0.429V(p-p)/PAL 0.45V(p-p)、Tri:0.6V(p-p) |
入出力ディレイ | 1フレーム以下(非同期入力時) 0.5フレーム以下(同期入力時) |
ビデオ表示ウィンドウ | 最大20個 ※MV-1620DOオプション実装時は2出力に表示できる合計ウィンドウ数が20個となります。 |
クロック表示ウィンドウ | 最大4個 ※MV-1620DOオプション実装時は2出力に表示できる合計ウィンドウ数が4個となります。時刻の基準は内部時計またはLTCから選択。 時刻補正はGPIまたはSNTPより補正可能。内部時計精度は月差±15秒以内(25℃の場合) |
カウントアップ/ダウンタイマ 残り時間タイマ表示 | クロック表示ウィンドウをカウントアップ/ダウン・残り時間タイマ表示として使用可能 (残り時間タイマは内部時計基準またはLTC基準から選択) ※カウントアップ/ダウンタイマは内部水晶発振器:温度特性±50PPM以内(0℃ ~ 40℃) |
インフォメーションディスプレイ | クロック表示ウィンドウをインフォメーションディスプレイとして使用可能。エラーログや本体の情報、テキスト入力を表示可能。 |
背景表示 | 4枚の背景画像の登録および各出力に1枚の表示 最大サイズ1920 x 1080 |
ロゴ表示 | 8枚のロゴ画像の登録および各出力に最大2枚の表示 最大サイズ1024 x 512 |
分割パターン | ユーザー設定画面 本体に最大16パターンのレイアウトを保存 |
文字表示 | 表示文字数:各ビデオウィンドウに最大16文字 x 2行 文字の種類:英数字、カナ、記号、漢字(JIS第1、第2水準) |
タリー表示 | 各入力画面に、フレーム(赤、緑、オレンジ)またはマーカ(赤、緑)で表示。各色は自由に変更可能 |
オーディオレベル表示 | 各入力につきオーディオレベルメータを最大16チャネル表示可能 |
タイムコード表示 | 3G-SDI/HD-SDI/SD-SDIのアンシラリタイムコード(ATC)に対応 リーダ機能 ※アンシラリタイムコード(ATC)は通過しません。 ※LTC入力のタイムコードは表示しません。 |
ビデオモニタリング | ビデオロス、フリーズ、輝度/ブラックレベル異常、CRCエラーを検出。 ※フリーズは入力信号のアクティブピクチャCRCを計算し、毎フレームの値が同じ場合にフリーズとして検出します。 |
セーフティエリアマーカ | 入力画面にセーフティーエリアを表示可能 |
オーディオモニタリング | オーディオロス、サイレンス/オーバーレベル異常を検出。 |
クローズドキャプションモニタリング | クローズドキャプションロスを検出。 |
インターフェース | ※LAN以外はMV-1620IFオプション実装時のみ対応 RS-232C/RS-422/RS-485:D-sub 9ピン(オス) x 1 伝送速度 9,600/19,200/38,400/57,600/115,200bps データ長:8ビット、ストップビット 1ビット、 パリティ:NONE/ODD/EVEN |
GPIO:D-sub 50ピン(メス)内18ピンは出力・入力兼用 最大48入力/18出力 ※IOは選択 | |
LAN:100BASE-TX/1000BASE-T RJ-45(CAT5e対応) 1系統 | |
レイアウトマネージャ (Windowsソフトウェア) | 分割映像のサイズおよびポジションの設定など(レイアウトエディタ画面) 出力映像や音声の切替など(リモートコントローラ画面) ロゴおよび背景画像の編集、登録(ロゴ登録画面) |
ライブビューワ | 動画転送用(Windowsソフトウェア) |
データ保持 | 設定内容をメモリにバックアップ(書き換え可能回数:約10万回) ※頻繁に表示内容等を変更した場合、データ保持ができなくなることがあります。 |
使用温度・湿度 | 0℃ ~ 40℃・30% ~ 90%(結露のないこと) |
バックアップ電源 | 内部リチウム電池(時刻保持用) |
電源電圧 | AC100V ~ 240V ±10% 50/60Hz |
消費電力 | 88VA(86W)(AC100V ~ 120V時) 107VA(85W)(AC200V ~ 240V時) |
外形寸法/質量 | EIA 1 RU 430(W)x 44(H)x 475(D)mm/6.9kg |
標準付属品 | 取扱説明書、電源ケーブル、ラック取付金具、CD-ROM(レイアウトマネージャ) |
オプション | MV-1620PS:リダンダント電源 MV-1620IF:インターフェース(GPIO/RS-232C/422/485/LTC) MV-1620DO:Dual Output 出力(SDI/HDMI/AUDIO/バックグラウンド) 入力(Analog/AES AUDIO/GENLOCK/バックグラウンド) MV-1620RT:90/180/270度回転出力 MV-1620SNMP:SNMP対応 PC3323-1:ブレークアウトケーブル D-sub37ピン⇔(XLR x 8 + BNC x 4) |