
SLAM機能も搭載した新開発の廉価版固定式レーザース キャナー

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FARO Blinkとは
FARO Blinkは固定器レーザースキャナーのリーディングカンパニーであるFARO社が制作した廉価版スキャナーです。
Orbisで培ったSLAM技術を搭載することにより、計測間の煩雑な位置合わせをおこなう必要はありません。計測位置をさほど気にせずに作業を行うことが可能です。
また1回の計測はわずか30秒で、水平に設置する必要もないため現場作業は非常に簡単です。
FARO Blinkの特徴
1.高速なデータ計測:固定式ながら1計測を30秒で行うことができますので、短時間で計測が完了します。
2.正確な3D点群作成 : 周囲の環境を高精度な3D点群で取得し、より正確で詳細な空間情報を提供します。
3.計測間を補完するSLAM技術:GeoSLAM社のSLAM技術によって計測と計測の間をつなぐことにより、煩雑な計測間の位置合わせ作業をなくします。
4.スマートフォンアプリで操作:スマートフォンアプリ「FARO Stream」で操作を行います。これはFARO FocusやOrbisと共通です。
データ処理
FARO Blinkで計測したデータの処理には2つの方法があります。
・クラウドソフトウェア「Sphere XG」にアップロードして処理
ネットワークを経由してクラウドソフトウェア「Sphere XG」にアップロードすることにより、データ処理用の高性能PCや専門知識を持つ作業員を用意することなく全自動で処理を完結させることができます。さらにデータをクラウド上に置いておくことにより、多数の拠点から同時に処理成果を閲覧することができます。
・デスクトップソフトウェア「FARO SCENE」で処理
本体とPCをUSBケーブルで接続することにより、PCにデータを取り込みデスクトップソフトウェア「FARO SCENE」で処理をすることができます。「FARO SCENE」で処理を行うにはにはある程度の性能を持ったPCと技術者が必要ですが、細かいマニュアル調整が可能になります。
重量 | 3.5㎏ |
動作温度範囲 | +5℃ ~ +40℃ |
保護クラス | IP54 |
レーザークラス | クラス1 |
バッテリー持続時間 | 3時間 |
カメラ | 25MP |
点数 | 5000万点 |
計測可能距離 | 0.5m ~ 80m |
計測誤差 | 4mm@10m |