商品MV

高画質360度カメラを搭載した、さらに高精度のモバイルレーザースキャナー

FARO Orbis Premium

カテゴリ
3Dマッピング
業界
土木 測量 防災
メーカー
FARO

FARO Orbis Premiumとは

FARO Orbisは、SLAM LiDARのリーディングカンパニーであるGeoSLAM社のSLAMアルゴリズムを搭載し、FARO社のフラッシュテクノロジーを統合した
類を見ない高精度なモバイルマッピングソリューションです。

FARO Orbis Premium はFARO Orbis にInsta社の高画質360度カメラを搭載し、より高精彩の点群を取得できます。

特長

FARO Orbis Premiumの特長

  • 1.高速なデータ計測: Orbisは迅速なデータ取得が可能であり、作業効率を向上させます。
  • 2.正確な3D点群作成 : 周囲の環境を高精度な3D点群で取得し、より正確で詳細な空間情報を提供します。
  • 3.GeoSLAM社のSLAMアルゴリズム : SLAM計測のリーディングカンパニーであるGeoSLAM社のSLAMアルゴリズムを活用し、手軽に3D計測をすることができます。
  • 4.FARO社のフラッシュスキャン技術 : 固定式レーザースキャナ大手であるFARO社のフラッシュスキャン技術により、15秒間の静止スキャンで固定式レーザースキャナ並みのより高精度・高精彩の3D点群を取得できます。

  • 5.Insta社の高画質360度カメラ:360度カメラ大手であるInsta社が開発した360度カメラユニットにより従来品と比べて高精彩な360度写真を撮影することができます。

最大測定距離スキャンポイント/秒相対精度スキャンFOVチャンネル数
120 m640,000点モバイルスキャン :5mm
固定Flashスキャン:2mm
360° x 290°32本

FARO独自のフラッシュスキャン

FARO Orbisに追加された機能の一つに、フラッシュスキャンがあります。
フラッシュスキャンとは、モバイルスキャンの途中で、わずか15秒間停止するだけで、その領域を固定式レーザースキャナと同等レベルの高精度な3D点群として生成することができるスキャン方法です。

スキャン中にFlashスキャンを行うにはOrbisハンドルを一脚に付け替えます。

モバイルスキャンとフラッシュスキャン

・モバイルスキャン
SLAM技術により移動しながらの高精度スキャンを行うことができます。
手に持って動かすことで固定式レーザースキャナが不得手な急斜面や覗き込む必要があるような場所でも計測できるほか、移動し続けることにより広範囲のスキャンを短時間で計測可能です。

・フラッシュスキャン
FARO Orbisを固定して計測することにより固定式レーザースキャナのような高精度かつ高密度の計測が可能です。計測時間はわずか15秒で、モバイルスキャン中に詳細な点群を取りたい場所でフラッシュスキャン開始ボタンを押すと計測できます。
固定には付属の一脚を使用するほか、構造物に乗せる方法もあります。

FARO Streamを使用して、データ、基準点、およびOrbisのフラッシュスキャンをキャプチャする際、すぐに結果や情報を確認できます。

FARO Orbisとの違い

・高画質の360度カメラ

従来品の8メガピクセル360度カメラと異なり、Insta社が開発した新しいカメラは最大72メガピクセルでの撮影を可能にします。



・接続ケーブル

従来品ではスキャナーとデータロガーをつなぐケーブルは2本ありましたが、1本にまとまったことにより取り回しの良くなりと準備時間が短縮されました。

・CPUの改善

データロガーに搭載されているシステムをCPUも改良され、より信頼できる成果を計測することができます。

データ処理の流れ

クリックすると拡大します。

FARO Orbis 製品紹介

Orbis データ点群

点群事例

南千住駅前歩道橋

品川シーサイド駅前

弊社所有施設(1)

弊社所有施設(2)

・国土地理院「LidarSLAM技術を用いた公共測量マニュアル」を元に検証済です。作業計画書作成時に必要な「様式1 LidarSLAM機器精度・性能試験記録」を提供可能です。
・国土交通省「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」の精度基準に適合していることを検証済です。「精度確認試験結果報告書」も提供可能です。
 ※出来形管理要領でSLAM LiDARは規定されていないため地上型レーザースキャナー及び地上移動体搭載型レーザースキャナーの基準を準用しています。

仕様
性能
一般(本体)
 測定範囲120 m
 1秒当たりの点数640,000点
 スキャンFOV360° x 290°
 LIDARチャンネル数32本
 カメラ72Mピクセルの360度画像
モバイルスキャン
 精度(1)5 mm
固定Flashスキャン
 精度(1)2 mm
 所要時間15 秒間
 解像度19 Mポイント(13 mm @ 10 m)
一般
 使用環境屋内と屋外
 レーザークラス(2)クラス1
 重量スキャナー:2.10 kg、データロガー:0.95 kg、バッテリー:0.55 kg
 保護クラスIP54
 輸送ケース寸法500 mm x 625 mm x 250 mm
 動作温度範囲0° ~ 40℃
 メーカー保証1年
操作
 バッテリー持続時間通常3時間
 内部記憶装置1TB、最大100時間分のスキャンデータ保存
 データ転送無線またはUSBメモリによる直接転送
データ/処理
 データインテンシティ(intensity)と色データが付加された点群、360°画像、軌跡
 未加工のモバイルデータサイズ350 MB/分(非圧縮)
 Flashスキャンデータサイズ125 MB
 デスクトップ処理FARO Connect
 クラウド処理FARO Sphere XGによる完全自動化
 出力モバイルスキャン:E57、LAS、LAZ、PLY、TXT
(1)1σ範囲
(2)IEC EN60825-1に準拠